設計によって物件の要件が異なる
賃貸オフィスを選ぶときには物件を探して契約するよりも、オフィスの設計をまず優先するのがおすすめです。オフィスのレイアウトを大まかに決めなければ、どのような賃貸オフィスにすれば良いかを具体化できないからです。オフィススペースの広さや形状、部屋の数や位置関係など、考えなければならない項目はたくさんあります。工事をする必要もあるので、どのような工事に対応できるかも賃貸オフィスを選ぶときには確認しなければなりません。物件の要件を具体的に定義できるまでは、まず設計を進めるようにしましょう。必要な条件をリストにできた時点で賃貸オフィスを探し始めるという流れにすると、選び方で困りにくくなります。
設計と選定を並行しておこなうのがポイント
賃貸オフィスを選ぶときには設計と並行して進めていきましょう。初期の設計では理想を追求するのがおすすめです。しかし、実際に賃貸オフィスを探してみると広さや部屋の数などの要件をすべて満たす物件が見つかることはあまりありません。広い賃貸オフィスを選んで大きな工事を入れれば理想形にできる可能性はありますが、費用がかかり過ぎて難しい場合がほとんどです。そのため、オフィスを設計したら要件をほぼ満たす物件を探し、その結果を踏まえて設計をやり直すのが合理的です。設計をやり直しているうちに、もっと良いレイアウトを見出せることもよくあります。時間的に余裕を持って賃貸オフィスの検討を始めて、設計と選定を並行しておこなうようにしましょう。
ビジネスの成功には、内容はもちろんイメージも大切です。オフィスを借りる場合にも、ブランド力のあるエリアがおすすめです。例えば同じ23区内でも、高級感のある港区で賃貸事務所を探すのは賢い選択でしょう。
